2020/03/30

簡単に本格バルの味！スパイシーペースト『ピリーズ　ポルチーニと胡椒』をより楽しむ方法を聞いてきた！

商品コンセプトは「野菜にあうスパイシーペースト」。

数種類の胡椒をブレンドし、香味野菜、ポルチーニ茸を加えオリーブオイルでペースト状に仕上げた旨味、香り、具材感のある新しいペッパー調味料。

それが『＜おうちで簡単・バルの味＞ピリーズ　ポルチーニと胡椒』。

・・・・・！

いやいや、このペーストにあうのは、野菜だけではないはず！

実際に口にし「この商品、工夫次第でアレンジ方法は無限にある」とにらんだわたくし食宣伝.com編集部員。

さらなる食べ方・使い方を探りに『ピリーズ　ポルチーニと胡椒』を開発・販売されている、大阪市福島区・株式会社かわかみへお伺いいたしました！

誕生のきっかけは「洋風調味料を作りたい」

今回お話を伺ったのは、営業部副部長の藤原さん（男性です）。

まずは『ピリーズ　ポルチーニと胡椒』の誕生秘話と歴史をお聞かせいただきました。

もともと、味噌や柚子胡椒など、和の食材を使った和風調味料や、唐辛子やキムチを使った中華・韓国調味料には定評のあった同社。

ある日、ふと思ったそう。

「うちの商品ラインナップには、洋の調味料がないなぁ」と。

そして唐辛子以外で「おいしい辛さ」を表現したい。

そこでたどり着いた香辛料が胡椒。

胡椒と相性のいい食材がポルチーニ茸でした。

夕食や晩酌など「のせるだけでスパイシーな楽しい食卓に」という思いが込められた『ピリーズ　ポルチーニと胡椒』が、でき上がりました。

・・・でも、売れない！！

「大阪商品計画」との出会い

消費者に試食をしてもらうと、反応はいい。

ということは味はいいということ。

でも売れない。

鳴かず飛ばずで、なんと廃番の危機！

そんなタイミングで出会ったのが、ものづくりの街・大阪から、大阪の「いいもん」を全国に発信するプロジェクト「大阪商品計画」です。

※大阪府内の中小企業の製造事業者、生産者の「発掘と育成」を目的として、新商品の開発・改良から販路開拓にチャレンジする事業者を後押しする、大阪府連携のプロジェクト。

ここで大阪商品計画の講師陣が出した答えは「これはおいしい。問題は見せ方」でした。

そこから味気ない（笑）デザインだったパッケージを本格的に見直し、全面リニューアルをすると、手に取ってくださるお客様も自然と増えてきたのです。

調味料選手権2019では、商品がすぐ完売

2019年には、調味料ソムリエが選りすぐりの調味料を評価するイベント「調味料選手権2019」にも出展。

上位20商品が選出される一次審査は見事通過し、11月3日のイベント会場で、来場者・特別審査員による試食と人気投票が行われる決勝へ。

決勝戦では、残念ながら3位までには入りませんでしたが、審査と同時に行われていた即売会では、用意していた個数がすぐに完売に。

これは試食した方が気に入って購入してくれた証拠。

「この経験はとても自信になった」と藤原さんは当時を振り返ります。

商品名『ピリーズ』ってもしかして・・・

「ところで商品名の『ピリーズ』とは、唐辛子コショウのピリッという味覚表現が由来ですか？」と藤原さんにお聞きしたところ、

「そうなんです・・・。みんながこうやって（両手の人差し指を上下に立てるジェスチャー）『ピリピリ、ピリーズ！』って・・・」と。

このお話のときだけ、とても恥ずかしそうにされていました（笑）

食宣伝.com編集部員がやってみた。

藤原さん曰く、野菜はもちろん、肉、魚、その他の食材にも合うとのこと。

『おうちで簡単・バルの味』と唱っていますし、まずは我が家もバル風メニューでやってみました。

・豚ソテーに『ピリーズ　ポルチーニと胡椒』をちょい乗せ・・・◎
・クリームチーズにちょい混ぜてバゲットに乗せて・・・◎
・マヨネーズにちょい混ぜてディップソースに・・・◎
（茹でたブロッコリーで試しました！）　

どれもこれも◎！！

でも、おうちで簡単バルはここまで！
実は居酒屋メニューとも相性のよい予感が（笑）

・ウィンナーにちょい乗せ・・・◎
・（出来合いの）鶏の唐揚げにちょい乗せ・・・◎
・冷やっこにだし醤油＋ちょい乗せ・・・◎

予感的中！やはりどれもこれも◎！

でも勝手なことをして「ちょっと！！『おうちで簡単・バルの味』って言っているでしょう！！」と藤原さんに叱られそう。

ですが「某有名インスタントラーメンにちょい乗せすると、ターボがかかっておいしいですよ。あと、あったか白ごはんにも」と教えてくださったのは、何を隠そう藤原さん！

『おうちで簡単・バルの味』からずいぶんとぶれるので、「他の社員の方から怒られる」と、とても言いにくそうではありましたが（笑）