何を食べたらいいの?お彼岸豆知識!

もうすぐ春のお彼岸ですね!
お墓参りに行く準備をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
和菓子屋さんではおはぎを大々的に販売しています。
なぜお彼岸におはぎを食べるのか気になったことはありませんか?
今回はお彼岸の意味や日程、食べるものの決まり事について解説していきます!
なぜおはぎを食べるの?
お彼岸は、毎年春秋の2回あり、春分の日と秋分の日の前後3日間を合わせた7日間をさし、ご先祖様を供養する日本の風習です。
お彼岸のお供え物の定番に“おはぎ”がありますが、これは9月の秋に咲く萩の花にちなんで「おはぎ(御萩)」と呼ばれており、対して3月のお彼岸では、春に咲く牡丹の花に見立てて「ぼたもち」と呼ばれています。
形状もそれぞれの花の形で違いがあり、秋の萩の季節は俵型、春の牡丹の季節は円形になるように作られています。
ただ、近年ではどちらも“おはぎ”という名前で統一して販売されている場合も多いようです。
お彼岸に「おはぎ」や「ぼたもち」を食べるのには、あんこの原材料である「小豆」の赤色が邪気を払い、魔除けや病除けの意味をもつ、とされています。
食事のルールはあるの?
お彼岸は仏教行事であるので、食事に関しても仏教の考えが基本となっています。
不殺生の教えに習い、肉や魚などの動物性食材や、にんにくやにらなどの香りが強い食べ物はなるべく避け、うどんや、そば、小豆を使った赤飯、野菜やきのこを揚げた「精進揚げ」などがおすすめだそうです。
また、故人が好んでいたものを食べることで、故人を思い、偲び、供養するのもよいそうです。
お彼岸は、平安時代から続く日本の風習です。
ご先祖様や故人に思いをはせながら、お墓参りに行ったり、お供えをしたりして、ゆっくりとお彼岸を過ごしてみるのもよいですね。
かぼちゃと大豆の甘辛煮
今回は、精進料理としてもおすすめのかぼちゃと大豆の煮物を、レシピコンテストで多数受賞されている料理ブロガー・みゆぽむさんから教えていただきます!
甘じょっぱいのがクセになる♪かぼちゃと大豆の甘辛煮

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レシピで使用した
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