どうして引っ越しでそばを食べるのか?

3月になりました!
3月は出会いと別れの季節でもあります。
この時期、引っ越しを予定されてる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日本人は昔から、引っ越しの際にそばを食べる風習がありますが、なぜ「そば」なのだろう、と気になったことはありませんか?
そこで今回は、引っ越しそばのはじまりや由来についてご紹介します!
江戸時代に始まった風習
引っ越しの際にそばを食べる習慣は、江戸時代中期に広がったといわれています。
当時の江戸は火災が多く、引っ越しをする回数が今よりも多かったそうです。
というのも、江戸の町の住居は木造造りの長屋が隙間なく密集しており、生活音が漏れやすく、それによって近隣トラブルになることを避けるため、引っ越しの挨拶は欠かせないものだったのです。
その際、以前はお餅などが手土産の品として配られていましたが、この頃から、より安価で手頃な「そば」が配られるようになりました。
そばには、言葉通り『そば(側)に引っ越してきました』という意味や、そばの見た目になぞらえた『細く長くお付き合いを』という意味が込められていました。
「向こう三軒両隣」にはそばのせいろを2~3枚、大家さんには5枚も配っていたというのだから驚きですよね。
現代の引っ越しそば
現在、引っ越しの手土産はそばではなく、茶菓子や生活用品などの品物に代わり、
引っ越しそばはご近所に配るものではなく、新居に入った家族が食べるもの、という習慣へと変化しました。
そばは、末永く続くという意味の縁起物でもあり、引っ越しそばを食べることで『日々が充実し幸せが続きますように』という思いが込められているのです。
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今回は、鴨そばによく合う麺つゆを、上級食育アドバイザー/アメーバブログ公式トップブロガーのダーリンのつまさんに教えていただきます!
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