謎多き牡蠣の神秘!名前の由来と変わり身の術
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日本だけでなく世界中から愛されている海の幸、カキ。
カキフライはもちろん、生カキにレモンをかけていただいたり、寒い季節にはグラタンなどに入れてもおいしいですよね。
中華料理でよく使われるオイスターソースも、カキが原材料です!
カキを漢字で書くと『牡蠣』ですが、
この『牡』という字は【オス】とも読みます。
ということは、牡蠣にはオスしかいないの?と疑問に思われた方!
今回は、牡蠣の不思議な生態系を調べていきましょう!
牡蠣にはメスもいる!?
結論からいうと、牡蠣にはオスもメスもいます。
牡蠣の歴史は古代まで遡るといわれ、日本では16世紀ごろから牡蠣の養殖がおこなわれており、中国においては、約2000年の歴史があるともいわれています。
牡蠣という漢字は、漢語の“牡蠣(ぼれい)”からきており、「牡」とはオスという意味を持つ漢字であり、「蠣」とはゴツゴツした殻の特徴を表しています。
牡蠣にこの漢語を充てた当時の中国では、一般的に貝のオスは生殖器が白色をしていることが多いことから「オス=白」という認識を持っており、牡蠣においては「どれも白いから全部オス」と判断されていたようです。
このような当時の中国の人たちの「牡蠣にはオスしかいない!」という勘違いから、「牡」という字が付けられました。
実際に牡蠣は、オスだけではなくメスも生息していますが、その見分けは専門家が見ても難しいといわれており、素人ではなかなかわかりづらいのです。
牡蠣は変わり身の術を使う!?
牡蠣の不思議な特徴はまだあります。
じつは、牡蠣は種類によって雌雄に分かれているもの、雌雄同体のもの、雌雄同体で時期によってオス、メスが入れ替わる牡蠣がいるのです。
日本でお馴染みの、冬に食べられるマガキは「オス、メスが入れ替わる」ものになります。
雄雌同体というだけでも驚きなのに、オス、メスが入れ替わるというのは、いったいどういうことなのでしょうか?
それは、牡蠣は生殖時期が終了すると一度“中性”になり、そのあとの栄養状態が良いと、生殖細胞が卵子へと進化し“メス”になり、栄養が十分に行き渡らないものは“オス”になるのだそうです。
そのためオスとメスの比率も、毎年変わるのだそうです。
牡蠣はおいしいだけでなく、なんとも複雑で知らなかったことがたくさん!
食べるときはぜひ友人や家族に、神秘的な牡蠣の生態系について教えてあげましょう!
さっぱりいただく アボカドと生かきのポン酢漬け
今回は、アボカドと牡蠣を定番のポン酢でさっぱりといただくレシピを、レシピコンテストで多数受賞されている料理ブロガー・みゆぽむさんから教わります!
*みゆぽむさんは、おうちにあるであろう調味料を使って、誰でも簡単に作れるレシピを更新中。3歳の男の子を育てるママさんです。
さっぱりいただく アボカドと生かきのポン酢漬け
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*レシピはこちら
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