大人気和菓子の秘密!わらび餅にはじつはワラビは入っていない!?
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みなさんはどんなスイーツが好きですか?
デパートやショッピングモールにはあらゆるスイーツ店があり、目移りしてしまいますよね!
ケーキやシュークリームもいいですが、わたしたち日本人にとって、ホッと一息つくのにぴったりなのは、やはり和菓子なのではないでしょうか。
今回はぷるぷるとした食感がたまらない、お子様にも人気のある『わらび餅』の名前の由来や原材料についてご紹介します!
山菜がわらび餅に
わらび餅は、山菜のワラビからとれる“わらび粉”から作られるため『わらび』という名前がついています。
見た目も色も全く違うので、山菜のワラビから作られているというのは、ちょっと想像がつきにくいですよね。
この“ワラビからわらび粉にする工程”が、じつはとても大変な作業なのです。
ワラビの根っこを掘り起こし、洗浄して、たたき、ほぐし、水にさらしてでんぷんを抽出し、乾燥させて、わらび粉が作られます。
このように、とても手間がかかる大変な作業のわりには、ワラビから取れるでんぷんの量は、ほんのわずか。
そのため、わらび粉はとても高価で希少な食材なのです。
わらび餅の歴史とお手頃価格の定番和菓子へ
わらび餅の歴史は古く、平安時代の醍醐天皇がこよなく愛したと記録があります。
江戸時代には、原材料のわらび粉が不足となり、その代替材料として、生産量や価格が安定しているさつまいもやじゃがいもからとれるでんぷんやくず粉など、ワラビ以外の材料が使われるようになり、そして、現在のわらび餅となりました。
というわけで、私たちがよく目にし、馴染みのあるわらび餅は、じつは、わらび粉は使われていなかったのです!
わらび粉を使用したわらび餅は、色は少し黒っぽく、食感や甘みがより強いのですが、さつまいもなどのでんぷんが使われている場合は、透明、または白いわらび餅になります。
かつては高級和菓子でしたが、現在では親しみやすい和菓子として、すっかり定着していますね!
野菜の旨味たっぷりのヘルシーそば
今回はわらび餅の原材料でもあるワラビを使ったおそばのレシピを、上級食育アドバイザー/アメーバブログ公式トップブロガーのダーリンのつまさんに教えていただきます!
野菜の旨味たっぷりのヘルシーそば
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レシピで使用した
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