イガの中には何個の栗が入っているでしょう?
秋になると食べたくなる栗。
デザートコーナーに、栗を使ったものも多く見られますよね。
栗拾いでは、イガと呼ばれるトゲトゲが痛いので、足を使って中の栗を取り出します。
ところで、イガの中に何個の栗があるかご存じでしょうか?
じつは数が決まっているのです。
私たちが食べているのは果肉ではなく種!
栗のトゲトゲした部分はイガと呼ばれ、他の果物でいう「皮」。その中にある実を包む固い鬼皮は、他の果物でいう「果肉」、渋皮と私たちが食べている部分は、なんと「種」に当たるのです。
また、栗の木には雄花と、もともとトゲを持つ雌花があり、受精した雌花が実となります。そして、実となるときに、トゲがイガになります。
この将来イガとなるトゲの部分を総苞(そうほう)といい、その中には種となる「子房」が通常3つずつ入っています。
雌花の受精後、この3つの子房はイガの中で成長して、実となります。
というわけで、『イガの中に何個の栗が入っているか』の答えは『3個』となります。
※一般的な品種ではイガの中に種が3個の『3つ栗』ですが、栽培技術によって、1つのイガに栗が1つだけ入った大粒の栗も生産されていますし、うまく受粉ができず、栗が1つや2つになってしまうこともあります。
栗拾いに行かれる際は、数えてみるのもおもしろいですね。
この時季でしか味わえない旬の栗を、自然の恵みに感謝しながら食べたいものです。
甘栗で作る!ほっこり栗ごはん
今回は秋にピッタリ、甘くておいしい栗ごはんのレシピを、レシピコンテストで多数受賞されている料理ブロガー・みゆぽむさんから教わります!
*みゆぽむさんは、おうちにあるであろう調味料を使って、誰でも簡単に作れるレシピを更新中。3歳の男の子を育てるママさんです。
甘栗で作る!ほっこり栗ごはん
*レシピはこちら
レシピで使用した
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