肉じゃがやポテトサラダ、コロッケやフライドポテトなど、お料理のバリエーションが豊かで使い勝手のよいじゃがいも。

特にこの時季は、新じゃがが出回り始め、じゃがいもを食べる機会がますます増えます。

新じゃがは、皮をむいたり、芽を取る下ごしらえの手間が省けますが、そもそもなぜ、じゃがいもの皮や芽は取り除く必要があるのでしょうか？

じゃがいもの皮や芽を取り除く必要性

じゃがいもの芽や皮には「グリコアルカロイド」という、えぐみや苦みの原因となる成分が多く含まれており、この成分は熱に強く、調理による加熱ではほとんど分解されないので、下準備の段階でしっかりと取り除くことが必要なのです。

また、太陽の光に当たる時間が長いと、このグリコアルカロイドは増えてしまうので、じゃがいもの保存は必ず冷暗所で行うようにしてください。

このグリコアルカロイドと共に発生するのが「クロロフィル」という成分で、この成分はじゃがいもを緑色に変色させます。

緑色に変色し始めているじゃがいもには、えぐみが含まれる可能性が高いので、注意が必要です。

新じゃがの魅力とは

このように通常のじゃがいもは皮や芽を取り除くことが必要なのに対し、新じゃがの皮は薄いのでそのまま皮ごと食べられ、また新鮮であればあるほど芽の心配もありません。（新じゃがであっても日が経つと芽が出る事もあり、取り除く必要があります）

また新じゃがは、通常のじゃがいもより細胞膜の構成成分であるペクチンと呼ばれる物質が多く含まれており、この成分のおかげで煮くずれが起こりにくいそうです。

このように新じゃがは、下準備の手間を省くことができ、より手軽にメニューに取り入れられる食材です。

新じゃがとアボカドのツナサラダ

それでは今回は、皮ごと新じゃがを使ったサラダを、レシピコンテストで多数受賞されている料理ブロガー・みゆぽむさんから教わります！

＊みゆぽむさんは、おうちにあるであろう調味料を使って、 誰でも簡単に作れるレシピを更新中。3歳の男の子を育てるママさんです。

新じゃがとアボカドのツナサラダ

＊レシピはこちら

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