なぜ冬至に「かぼちゃを食べる」「ゆず湯に入る」という風習ができたのか!?
今年の冬至は12月22日です(※)。
1年で最も昼が短く、夜がもっとも長い日です。
冬至といえば、「かぼちゃを食べる」「ゆず湯に入る」などの風習がありますよね。
では、なぜ「かぼちゃを食べる」「ゆず湯に入る」のか、ご存じでしょうか。
冬至の日に定番となったこの2つの風習を、紐解いていきます!
※冬至は毎年固定の日ではなく、変動します。地球が太陽の周りを一周するのにかかる日数を365日としていますが、厳密には365日ではなく、365.2422日かかります。
この差を補正するために4年に1度「閏(うるう)年」にし、調整していますが、今度はその合計時間が太陽4周分より少し短くなってしまいます。
その影響で二十四節気の時期は1~4日のずれが生じます。
どうしてかぼちゃを食べるのか!
「かぼちゃを食べる」という風習ですが諸説あります。
昔は冬至を境に運が上昇すると言われていて、「ん」がつく食材を食べると縁起がよいとされ、特に「ん」が2つ入っている「なんきん(かぼちゃ)」を食べるとよいとされていたそうです。
また、かぼちゃは栄養素をたっぷり含んでおり、風邪などを予防する効果があると考えられ、野菜不足になる冬に長期保存もできる栄養満点のかぼちゃを冬至に食べて、風邪などに備えるという意味もあったようです。
どうしてゆず湯に入るのか!
ゆず湯に入る風習も諸説ありますが、銭湯ができた江戸時代から始まったと言われています。
冬至=湯治(とうじ※)という語呂合わせと、柚子(ゆず)=「融通(ゆうずう)」がききますようにという願掛けと、柚子の香りで邪気を払うという思いを、ゆず湯に入って身を清め、運気上昇を願ったのではないかと言われています。
※特定の疾病の温泉療養を行う行為
甘じょっぱいあんが食欲をそそる!
今回は、かぼちゃを使ったレシピを、レシピコンテストで多数受賞されている料理ブロガー・みゆぽむさんから教わります!
*みゆぽむさんは、おうちにあるであろう調味料を使って、誰でも簡単に作れるレシピを更新中。3歳の男の子を育てるママさんです。
ほっくりかぼちゃのそぼろあん
かぼちゃメニューの中でも人気の高いかぼちゃのそぼろあん。
ほくほくのかぼちゃに肉の旨味とコクが入った甘じょっぱいあんかけがよく合います。
あんは、どの野菜とも相性がいいので、作り置きしておくと便利です!
意外と簡単にできるメニューなので、冬至にぜひ作ってみてください♪
*レシピはこちら
レシピで使用した
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