長ねぎの緑色部分は食べられる?食べられない!?
薬味からメインメニューまで、大活躍の万能常備野菜「ねぎ」。
ねぎには、主に白い部分(葉鞘部〔ようしょうぶ〕)と、緑色の部分(葉身部〔ようしんぶ〕)を食べる「葉ねぎ(青ねぎ)」があります。
長ねぎと葉ねぎの違いとは!?
長ねぎの特徴
長ねぎ(地域によっては「白ねぎ」と呼ばれています)の特徴は、なんといっても白い部分(葉鞘部)が多いところ。
また、白い部分は「芯」と思われがちですが、こちらも「葉」です。
旬は、11月~2月頃です。
白い部分は生で食べると、ほどよい辛みとシャキシャキとした食感が特徴。
また、焼くと香ばしい風味や旨味が口の中に広がり、お鍋などに入れると、とろっとした甘みが味わえます。
調理法によって幾通りもの味わいが楽しめます。
葉ねぎの特徴
葉ねぎ(地域によっては「青ねぎ」と呼ばれています)の特徴は、長ねぎの反対で緑色の部分(葉身部)が多いところ。
旬は、さまざまな品種があるので一概には言えませんが、寒さにも暑さにも強く、一年を通し栽培されているので、特に旬はないと言われています。
特有の香りがあり、クセがあまりなく、やわらかい食感なのでとても食べやすいです。
なぜ色が緑色と白色になっているのか!?
ねぎはなぜ2色なのかというと、栽培時に土より上は日が当たるので緑になり、土から下は白くなります。
長ねぎは白い部分を食べるように栽培しているので、白い部分に何度も土をかぶせて光を当てないように栽培されています。
葉ねぎは緑色の部分を食べるように栽培しているので、土に埋まっている部分が少なく、白い部分がほとんどありません。
捨てたらもったいない!長ねぎの緑色部分は食べられます!
西日本では葉ねぎが昔から多く流通されていたので、緑色の部分を食べることに違和感がないと思いますが、東日本では長ねぎは白い部分だけが食べられ、緑色の部分は食べられないと思い、捨てるという方も多いようです。
しかし、その緑色部分は栄養価も高く、料理法によってはメインともなる優れものなのです!
ただ、葉ねぎとは違い、長ねぎの緑色部分は白い部分よりも香りや辛みが強いので、その特徴をいかしたメニューを作ってみてください。
油とも相性がよいので、卵焼きや炒めものになどに入れると味のアクセントにもなり、彩りもキレイなのでおすすめです!
長ねぎ3本をまるごと使った絶品鍋!
今回は、長ねぎをたっぷり使ったこれからの季節にもぴったりな一品を、上級食育アドバイザーの資格を持つ、料理ブロガー・ダーリンのつまさんから教わります!
*ダーリンのつまさんは、上級食育アドバイザー/アメーバブログ公式トップブロガー。
ダーリン(旦那)さんのために作るおうちレシピがテーマのブログを毎日更新中です。
柔らかジューシー 焼き鶏ねぎ鍋
材料は長ねぎ、鶏もも肉、豆腐、しいたけ。
鶏もも肉を先に焼いてからお鍋に入れるので、肉の旨味も逃げず、柔らかでジューシーな味わい。
しかも、肉の余分な脂が落ちるのでヘルシー!
長ねぎはじっくりと火を通しているので、とろっと甘く、たまらぬおいしさ。
長ねぎをまるごと3本使っていますが、ペロリと食べられちゃいます♪
体の芯から温まるお鍋です。
*レシピはこちら
レシピで使用した
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