塩のプロが教える。塩が結ぶ、美味しい「ご縁(えん)」。
塩はどれも同じじゃない!
お店の調味料売場には、様々な塩が並んでいますが、お客様から「塩はどれも同じじゃないの?」「商品の違いが分からない」という声を頂きます。
塩には、一つ一つ個性があります。それぞれの塩にあった使い方や食材を探すのも料理を楽しむエッセンス。
また、塩には味をつけるだけでなく、味のバランスを整えたり、食材を色鮮やかに仕上げるような役割もあります。
塩を上手に使い分けて、食材との美味しい「ご縁」を結びましょう♪
料理初心者におススメ
いろいろな調味料を使って自分で味付けをするのはハードルが高いと思っている方が多いですが、料理を失敗しないコツはシンプルに仕上げること。
塩はすべての味付けの基本です。
料理の味が決まらないという悩みは、塩加減が決まっていないからです。
塩加減をマスターすれば料理の腕は格段に上がります。
味覚の5味の内、「甘味」「酸味」「苦味」「うま味」は全て使う食材に含まれています。
あとは「塩味」を加えるだけで美味しい料理が完成。塩だけで味付けをすると素材のうま味を感じることができますよ。
まずは、塩の特徴を知ろう!
塩の味は、水分量や塩粒の大きさによって変わります。
小さじ1杯と言っても、塩の種類によって塩分量がかわりますし、重さも違ってきます。塩の特徴を知ることが料理上手の第一歩。
例えば「伯方の塩」でもしっとりした「粗塩」とサラサラの「焼塩」では塩加減が変わります。
実際に食べ比べてみると「焼塩」は水分が少なく小粒なため「粗塩」に比べて塩辛く感じます。
では、それぞれの塩を使った簡単メニューを社員がご紹介します!
「伯方の塩(粗塩)」
溶けやすく食材への馴染みも良いので、料理の下ごしらえなどにも幅広く使えます。
時間がないけど、もう一品欲しいと言う時には、あっという間にできる簡単&美味しい「サラダ漬け」がおススメ。
野菜分量の1%程度の「粗塩」を入れて混ぜるだけで、野菜のうま味がギュッと詰まった「サラダ漬け」のできあがり。
サラダ漬けのレシピはこちら
その他、おにぎりに使ってもお米の甘さが引き立ちます。
「伯方の塩・焼塩」
「焼塩」は、サラサラで万遍なく塩を振りかけることができるので、肉や魚の下味つけや炒め物の仕上げ、「つけ塩」におススメです。
「つけ塩」なら、食べる時にそれぞれの好みで塩の量を加減できるので失敗知らず。
つけ塩のレシピはこちら
その他、フライドポテトなどの揚げ物にもピッタリ。
■関連記事
ご存知ですか? インパクトのあるCM「は・か・た・の・しお♪」でお馴染みの『伯方の塩』には、しっとりした粗塩とサラサラの焼塩があるのです。