2020/09/12

酪農大国から届いた『グラスフェッドチーズ』。おいしさの秘密は、ニュージーランドの豊かな自然環境でのびのびと育った乳牛たちに!?

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自然に恵まれた酪農大国ニュージーランドから、『グラスフェッドチーズ』のご紹介!

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グラスフェッド???

聞きなれない言葉。

でも自然豊かなニュージーランドのチーズは、なんだかとてもおいしそう!

と興味津々な食宣伝会員さんから『グラスフェッドチーズ』へのギモン・質問を集めて、メーカーさんに直撃。

ニュージーランド産チーズのおいしさの秘密や、社員の方ならではの使い方提案など、色々なお話を聞かせていただきました。

チーズ好きな方、必見です!


放牧酪農でのびのび育った乳牛のミルクを使用

お話を伺ったのは『グラスフェッドチーズ』の原料を輸入されている、フォンテラジャパン株式会社・営業部の飯田さんです。

同社は「ニュージーランドの大自然に育てられた」乳業会社であるフォンテラ社の日本法人。

ニュージーランドと言えば羊のイメージが最初に浮かぶ人も多いかと思いますが、実は酪農業がとても盛んな国。

バターやチーズなどの乳製品の輸出量は世界トップクラス、日本のチーズ輸入量のうちおよそ30%がニュージーランドからの輸入という世界的な酪農大国なのです。

フォンテラジャパンは本国フォンテラ社の日本法人として、日本の食卓へ、おいしく安心・安全な乳製品をお届けしています。


まず商品名の『グラスフェッド』についてお聞かせください。

「牧草(=Grass)で(=Fed)育てられた、ということです。

ニュージーランドは、年間を通して放牧酪農が行われている、数少ない国の一つです。

ニュージーランドの乳牛は大半の時間を牧草地で過ごし、ストレスの少ない環境で 良質な牧草を食べて育ちます。(※)

成長ホルモンの使用も一切ありません」

※完全牧草飼養ということではなく、天候や季節的要因、また、乳牛の体調管理の為に、必要に応じて補助飼料を与える場合があります。


そうです!

ニュージーランドでは緑豊かな広大な土地に放牧する酪農方法が主流で、牛たちはのびのびと健康的に育てられています。

フォンテラ社は「酪農場から製品化に至るまで一元管理する」ニュージーランドの乳製品のトップカンパニー。

安全で、高品質な乳製品づくりは、フォンテラ社と契約している酪農場から始まっているのでした。

ちなみにお店でチーズを選ぶときに<原産地・ニュージーランド>と記載があれば、おおむね同社の原料だそうです(すごい!)。

※「グラスフェッド」の定義について、国際的な統一規格は有りません。フォンテラ社では独自に基準を設け、第三者機関の監査と認証を受けています。


グラスフェッド乳製品の特徴は何ですか?

「牛本来の姿・・・、草地で過ごし、草を食べて育った牛のミルクを原料とすることによって、牛乳本来の深い味わいのある乳製品ができます」

チーズ製法のこだわりを知りたいです。

「一般的な話ではありますが、ナチュラルチーズは生乳、乳酸菌、レンネット(=酵素。豆腐のにがりのような役割)、塩のみで作られています。

また、当社ではチーズの品質や味を左右する乳酸菌にもこだわっています。

良質のグラスフェッドミルク、こだわりの乳酸菌、そしてニュージーランドの気候と風土。

もちろん長年に渡る研究開発で培った独自の技術や製法などお伝えしたいことはいろいろありますが、なにより、わたしどもは安全・安心と品質へのこだわりに誇りを持って取り組んでいます」

 

グラスフェッドかつオリジナル配合のミックスチーズ

味の特徴を教えてください。

「今回ご紹介の『グラスフェッドチーズ』にはゴーダチーズとモツァレラチーズがブレンドされています。

ゴーダチーズは、マイルドでほのかに甘いバターのような風味が特徴で、モツァレラチーズは、マイルド、ミルキー、クリーミー(ミルクを凝縮したような味わい)で、トーストやピザでの伸びもお楽しみいただけます」

他の国の一般的なチーズと比べて、風味、香り、味わい、塩気に違いがありますか?

「チーズは各国多種多様なので、なかなか難しいのですが・・・

ニュージーランド産『グラスフェッドチーズ』は、コクと深みのある豊かな味わいと言われており、牧草のカロテン由来でやや黄色がかっております」


2.5㎜の細幅は生食でも

2.5㎜の細幅とした理由を教えてください。

「『グラスフェッドチーズ』は、<生食(=生のまま食べる)>でも楽しめることを目指し商品開発されました。

2.5㎜と極細仕上げであることから、くちどけがよく予熱でも溶けやすいことから、サラダへのトッピングやサンドウィッチといった生食メニューにも使いやすくなっています」

このパッケージデザインの背景をお聞かせください(食宣伝会員さんからは「パッケージの牛がリアルで少しこわい・・・」という声も多少ございましたが(笑))

「なるほど(笑)

実は『リアル過ぎるのでは?』との声は社内からもありましたが、このパッケージデザインは私どもから販売者プログレス様へ提案したものです。

『グラスフェッド』の牧場のイメージ、自然の恵み感をストレートに表現するために、このリアルな写真にこだわり提案させていただきました」


生でも焼きでもどんなメニューにも合う!

どんなお料理に合いますか?

「チーズ料理であれば、何にでも合います。

ピザ、タコス、グラタン、ドリア、オムレツ、カレー、パスタ、ハンバーグなど。

生食としては、サラダや小鉢、丼物のトッピングがおすすめです。

個人的にはシンプルなチーズトーストやカレーへのトッピングが好きで、よく使います」


販売店に関して

東急ストア様、ヤオコー様、信濃屋様、マルエツ様、オオゼキ様、ほか全国のスーパーマーケットで販売、または販売を予定しています。
※お取り扱いがないスーパーマーケット、店舗もございますので、予めお近くの店舗にお電話などでご確認の上、ご訪問いただければと思います。


『グラスフェッドチーズ』のおいしさの秘密、いかがでしたか?

そして食宣伝会員さんから「セルロースは必ず必要なものですか?」「セルロース不要で商品化することは難しいですか?」という質問もいくつかいただいていたので、お聞きいたしましたが、現状、シュレッドチーズ(=細かな短冊切りのチーズ)から除外するのは商品の形状ゆえに難しい、という回答でした。

セルロースは結着防止でチーズに細断加工後に添加されていますが、食物繊維なので直ちに健康に害を及ぼすことは考えにくいとされています。

また、業界でもさほど避ける動きは見られないそうです。

ただし、賛否両論あるのも事実のため、どうしても避けたい方はシュレッドタイプではなく、ブロックタイプのナチュラルチーズを選ばれることをお勧めします。


食宣伝編集部員が食べてみた!

チーズ大好きワタクシ食宣伝編集部員も、ピザトーストで実際に使ってみました。

2.5㎜ととても細く、柔らかいタイプのチーズなので、とにかくトーストに乗せやすい!

普段なら、具材をもりもり乗せたあと、チーズももりもり乗せようとすると、うまく乗せられずにトーストからぽろぽろと落ちてしまうことが多々あったのですが、このチーズは乗せやすい!

そして飯田さんからお聞きしていた通り、コクと深みのあるチーズでしたが、なんでしょう、とても自然を感じるチーズでした。

のびのびと生活をしている牛たちから生まれたチーズ、という背景を知っているからかもしれませんが・・・(笑)

みなさんもぜひお試しください!
飯田さん、興味深いお話をどうもありがとうございました!


原材料名:ナチュラルチーズ(生乳、食塩)、セルロース
内容量:150g(参考売価:400円前後)

『グラスフェッドチーズ』
販売:株式会社プログレス
原料輸入:フォンテラジャパン株式会社

■商品に関するお問い合わせはこちら(株式会社プログレス)
メールでのお問い合わせ
電話でのお問い合わせ ☏0120-712-168
〔10:00-17:00(平日 ※祝日除く)〕

■その他ニュージーランド産乳製品に関するお問い合わせはこちら(フォンテラジャパン株式会社)
メールでのお問い合わせ
電話でのお問い合わせ ☏0120-852-371
〔9:00-12:00、13:00-17:00(平日 ※祝日除く)〕
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