ごぼうが泥付きのまま売られているワケとは?
昨今ではスーパーでもきれいで見た目のよい野菜やくだものが増えましたが、
その中でもひときわ目を引くごぼう。
このごぼう、泥が付いたまま販売されているものと、きれいに洗って販売されているものとあります。
一見、きれいに洗われたごぼうを手に取りがちですが、ではなぜ、泥が付いたままのものも販売されているのか、そして、どちらを購入すれば良いのか、と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それでは、泥付きごぼうと泥無しごぼう、どのような違いがあるのか見ていきましょう!
なぜ泥が付いているの?
ごぼうは土の中で育つため、乾燥や傷に弱い野菜なのです。
そのため、泥を付けたまま販売することで、ごぼう表面からの水分の蒸発を防ぎ、乾燥を抑えるといわれています。
一方で泥無しごぼうは、泥がない分乾燥が進んだり、洗われる段階で皮に傷がついてしまったり、長さを調整するときにできた切り口から劣化が始まるものもあります。
よって、泥付きごぼうのほうが泥無しごぼうよりも、ごぼう特有の香りを含んだ水分量が多いため、香りやみずみずしさをより強く感じることができるのです。
保存方法を使い分けよう
泥付きと泥無しとでは、保存方法の違いもあります。
泥付きごぼうは、新聞紙やキッチンペーパーなどに包み、風通しのよい涼しい場所で保存すると、約2週間~1か月ほど日持ちするといわれています。
もし可能であれば、畑で育っているときと同じように立てて保存すると、なおよいでしょう。
一方で、泥無しごぼうは鮮度が落ちやすいので、ラップに包んで冷蔵庫で保存し、1週間以内に使い切るようにしましょう。
きんぴらや煮物など味の濃い料理にすると、香りの弱さが気になりません。
泥が付いているかどうかで、保存方法や保存期間にも違いがあるのには驚きですよね。
一気に使い切る予定のない方や、炊き込みご飯などのごぼうの香りを楽しみたい方は“泥付きごぼう”を、調理の時短をしたい方、きんぴらや煮物などの味の濃い料理には“泥無しごぼう”を、など、用途によって使い分けてみてはいかがでしょうか?
ごぼうメニューのレパートリーがきっと広がりますよ!
こくうま『ごぼうサラダ』
今回はシャキシャキ食感がおいしい!こくうま『ごぼうサラダ』をレシピコンテストで多数受賞されている料理ブロガー・みゆぽむさんから教わります!
*みゆぽむさんは、おうちにあるであろう調味料を使って、誰でも簡単に作れるレシピを更新中。3歳の男の子を育てるママさんです。
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