人気料理ブロガーから教わる料理のちょっとしたコツ!!失敗しない水溶き片栗粉編
あんかけや麻婆豆腐、とろみのついているものって食べやすくておいしいですよね!
ごはんや麺類との絡みもよいので、お子様がいるご家庭のレシピにもぴったり!
しかし、とろみのもととなる、片栗粉がダマになった!もしくはとろみがついていない…など失敗する例も少なくありません。
今回は上級食育アドバイザー/アメーバブログ公式トップブロガー、ダーリンのつまさんに、失敗しない水溶き片栗粉のポイントを教えていただきます!
ポイント①でんぷんによく水を吸わせる!
片栗粉はじゃがいものでんぷんからできています。
でんぷんに水を加えて加熱すると、60℃くらいで水を吸って膨らみ「糊化」(こか)という現象が起き、これが「とろみ」となります。
調理の際、皆さんはこの“片栗粉(でんぷん)に水を加える”作業を、いつしますか?
鍋に入れる直前に慌てて準備する、なんてことありませんか?
じつはこれは、とろみ付けの失敗の原因の一つなのです。
ポイント①『水溶き片栗粉を先に準備しておく』こと!
水溶き片栗粉を先に作っておくことで、でんぷんがよく水を吸って膨らみます。
こうすることで、汁に入れた際、水溶き片栗粉が全体に行き渡り、均一にとろみがつきます。
水を含む前のでんぷんを熱い汁の中に入れると、全体に行き渡る前にでんぷん同士がくっついて固まり、ダマになったり、とろみがつかなかったりしてしまうのです。
ポイント②全体に回し入れ、手早くかき混ぜ続ける!
強火のままで、水溶き片栗粉を一気に入れていませんか?
これも、片栗粉がダマになり、失敗の原因となります。
ポイント②『全体に回し入れ、手早くよく混ぜ続ける』こと!
片栗粉を入れる際には、強火のままだと、とろみがつく前にでんぷん同士がくっついて均等になりにくいので、弱火~中火にしてください。
こうすることにより、なめらかなとろみに仕上がります!
ポイント③片栗粉にしっかりと火を通す!
とろみがついたと思って、すぐに火を止めていませんか?
これも、とろみが水戻りをして、失敗の原因となります。
ポイント③『水溶き片栗粉を入れたあと、すぐに火を止めない』こと!
そのまま数分、加熱し続けましょう。
水を吸って膨らんだ片栗粉の粒子を加熱することでとろみがつき、そこにしっかりと火を入れることでとろみを安定させ、水戻りを防ぎます。
水溶き片栗粉の3つのポイント、いかがでしたか?
水溶き片栗粉は少しずつ加えながら使用できるので、
多めに作っておいて好みのとろみを出せるようにしておくのもいいですね!
野菜たっぷりあんかけチャーハン
片栗粉の使い方をしっかりマスターしたところで、同じくダーリンのつまさんに「野菜たっぷりあんかけチャーハン」を教わります!
野菜たっぷりあんかけチャーハン
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