ごぼうを抜くのは大変だった!ごぼう抜きの意味とは?
駅伝などでよく聞く『ごぼう抜き』という言葉。
たくさんの人を追い越して、順位をあげていく様子を表現する際に使われていますよね。
しかし、この言葉をよく考えてみると、なぜごぼうなの?と気になったことはありませんか?
今回はこの『ごぼう抜き』という言葉の由来を紐解いていきましょう!
ビジネスシーンの言葉だった?
『ごぼう抜き』という言葉の由来は、ごぼうを収穫をする際の、土から引っ張り抜く様子になぞらえたといわれています。
ごぼうはたくさん根が張っているため、とても抜きにくい根菜です。そのため、一本ずつ引き抜く方法で収穫されています。
したがって、『ごぼう抜き』の意味は『引き抜く様子』となるそうです。
抜きにくいごぼうを引き抜く様子を人に見立て、「ごぼう抜き」という言葉が生まれました。
「彼は先輩たちをごぼう抜きして部長になった」という使い方のように、人事異動やヘッドハンティングで「引き抜く」際に使われます。
なぜ駅伝やマラソンでも使われるようになったのか
しかし、リレーなどの競争で、次々と追い抜く様子も「ごぼう抜き」と耳にします。
皆さんのイメージはどちらかというと、こちらなのではないでしょうか?
しかしこれは、ごぼう抜きの本来の意味ではなかったのです。
どんどん順位をあげていく様子を「ごぼう抜き」と呼ぶようになったのは、ごぼうはたくさんの根を張って抜きにくいため、"抜く時は一気に抜く"というニュアンスから呼ぶようになったそうです。
本来の意味は"たくさん抜く"ではなかったようですが、マラソンや駅伝の実況などで、たくさん追い抜く様子を「ごぼう抜き」というようになり、今では一般的な表現方法となったようです。
人事の際も、マラソンの際も、どちらにせよ優秀な様子をあらわしていますよね。
おいしいごぼう料理を食べて、皆さんも勢いをつけましょう!
たたきごぼうの金ごま和え
今回はお弁当にもぴったり、「たたきごぼうの金ごま和え」を、上級食育アドバイザー/アメーバブログ公式トップブロガー、ダーリンのつまさんに教えていただきます!
たたきごぼうの金ごま和え
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