モンブラン=栗ではなかった!モンブランの本来の意味とは?
秋になるとおいしいデザートがたくさん登場しますね。
さつまいもや、かぼちゃを使ったものなど、自然の甘みがおいしいものばかり。
そして、秋の代表デザートといえばやっぱりモンブラン!
細く絞り出したクリームに、ちょこんと乗った栗が可愛らしいケーキですが、じつは、モンブラン=栗のケーキという意味ではないことをご存じでしょうか?
今回はモンブランの意外な意味、歴史について見ていきます!
「モンブラン」本来の意味とは?
モンブラン=栗のケーキを想像している方が多いのですが、
モンブランとはフランス語で「白い山」という意味で、ヨーロッパ中央部のアルプス山脈「モンブラン」が語源となっているようです。
ケーキの名前が「モンブラン」となった由来には諸説ありますが、アルプス山脈付近の地方に伝わる昔ながらの家庭菓子を「モンブラン」と呼んでいたようです。
もともとは、マロンペーストに生クリームを添えたシンプルなものだったとか。
それがしだいに変化していき、モンブランの山の形を表現した、盛り上がった層のお菓子へと進化しました。
日本でのモンブランの歴史
栗のモンブランが日本で生まれたのは1933年。
フランスやイタリアのモンブランは、マロングラッセを使ったクリームを使用していましたが、
日本のモンブランは、甘露煮からクリームが作られたという違いがあります。
また、モンブランといえば、上に栗が乗っているケーキを思い浮かべる方も多いと思いますが
じつはこれも日本特有のデコレーション!
日本には『勝栗』という文化があり、おめでたい席や武将の出陣の時などに出されていたとか。
そういった背景もあり、日本では縁起のいい栗をケーキの上に飾るようになったともいわれています。
栗じゃないモンブランも多数存在する
最近ではいちごのモンブラン、チョコのモンブランなど、いろいろな種類を見かけることがあります。
栗を使っていないのにモンブランなの?と思う方もいるかもしれませんが、モンブランの意味は「栗」ではなく、「白い山」なのだと思うと、納得できますね。
日本でもお店によってさまざまな個性豊かなモンブランが登場しています。
食べるときは、アルプス山脈の豊かな自然を思い浮かべながら味わってみるのもよいかもしれませんね。
おやつ熟柿とレーズンのマフィン
今回は雪化粧の山のよう…ですが、モンブランではなくマフィンを紹介します!
レシピコンテストで多数受賞されている料理ブロガー・みゆぽむさんから教わります!
*みゆぽむさんは、おうちにあるであろう調味料を使って、誰でも簡単に作れるレシピを更新中。3歳の男の子を育てるママさんです。
おやつ熟柿とレーズンのマフィン
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