しそと大葉は同じもの?違うもの?
口の中に入れたときの爽やかさがたまらない『しそ』や『大葉』。
薬味としてだけでなく、パスタに入れたり、おにぎりの具材として使われることもあります。
ところで、この『しそ』と『大葉』、何が違うんだろう?と疑問に思ったことはありませんか??
今回は『しそ』と『大葉』の違いについて紐解いていきます!
大葉は青しその一部
『しそ』とはいわゆる植物の学術名であり、その種類は主に『赤じそ』と『青じそ』の2つがあります。
『しそ』の歴史は長く、原産地は中国やミャンマーといわれ、春~夏が旬の食材です。中国では、昔から薬草として使われることが多かったようですが、日本でも、しその種が縄文時代の遺跡から出土したことがあると言われています。
このように、『しそ』は古くからある食材ですが、『大葉』として流通するようになったのは、実はスーパーや市場で販売されるようになった1960年頃からなのです。
『赤じそ』はアクが強く、そのままで食べてもおいしくないとされ、主に生食として流通しているしそは『青じそ』となります。
『青じそ』は、"葉"の部分と、お刺身などに添えられている"花じそ"や"芽じそ"の部分があり、産地から出荷される際に分かりやすくするため、葉の部分は『大葉』と名付けて区別されました。
つまり『大葉』は『青じそ』の一部ということになり、
『しそ』が植物の学術名なのに対し、『大葉』は商品名だったのです。
また、使い方や食べ方によっても呼び方が変わり、天ぷらの材料にしたり、薬味など香味野菜として使うものは『大葉』、ジュースやドレッシングにして、香りを楽しむものは『しそ』や『青じそ』と呼ばれます。
スーパーの陳列や、お店のメニューを見るときは、注目してみてくださいね。
大葉たっぷり♪カッペリーニで和風パスタ
今回はさっぱりおいしい大葉のパスタ、上級食育アドバイザー/アメーバブログ公式トップブロガー、ダーリンのつまさんに教えていただきます!
大葉たっぷり♪カッペリーニで和風パスタ
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