天ぷらをサクサクに揚げたい!失敗の原因と揚げ方のコツを解析
一年の中でも限られた時季にしか出会えない山菜が、旬を迎えています。
セリ、タラの芽、うどなど、山菜を天ぷらにしていただく方も多いのではないでしょうか?
サクサク、カラッと揚がるととってもおいしい天ぷらなのですが、
ベちゃっとしたり、衣が剥がれてしまったり・・・
今回はカラッと揚げる天ぷらのコツをまとめてみました!
失敗する主な原因
衣の混ぜ過ぎ
衣を作る際に、小麦粉の混ぜすぎにより、粘り(グルテン)が出てしまうと、衣がぼってりと付き、食べる時の食感がべちゃっとなってしまいます。
小麦粉を混ぜるのではなく、さっくり沈めるイメージで十分です。
衣が温まってしまう
また衣が温まると衣の粘り(グルテン)作用が起こるので、材料も予め冷蔵庫で冷やしておくとよいです。
揚げ油の温度が低い
低温だとカラッと揚がりません。
具材や厚みによって変わってきますが、適温は160℃~180℃です。
適温を保つためには、多めの油で少しずつ揚げ、油の温度を一定にするようにします。
カラッと揚げるコツ
●コツ1:小麦粉を混ぜすぎない
●コツ2:材料は冷蔵庫等で冷しておく
●コツ3:できるだけ深手の鍋もしくはフライパンで多めの油を使う
●コツ4:油に具材を入れる量は、鍋面積の40%以下にする
●コツ5:油の温度をなるべくキープする
・根菜は火が通りにくいので、160〜170℃、低温でじっくりと。
(目安:衣を落とした時に中ほどまで沈み、すぐ浮き上がる)
・野菜、魚介は火が通りやすいので180℃、高温で短く。
(目安:衣を落とすとすぐに浮き上がって全体に広がる)
番外編
●かき揚げのコツ:かき揚げの中心部に油の通り道を作る
かき揚げの場合は、中心部分に厚みができて、
そこに水分が蒸されたように残ることで、
せっかくカラッと揚がった衣もその水分が回ってしなっとなってしまいます。
それを防ぐために、菜箸を使って油の通り道を作ると
全体が均等にカラッと揚がります。
茎ブロッコリーとにんじんのかき揚げ
今回は、茎ブロッコリーとにんじんのかき揚げを上級食育アドバイザーの資格を持つ、料理ブロガー・ダーリンのつまさんから教わります!
*ダーリンのつまさんは、 上級食育アドバイザー/アメーバブログ公式トップブロガー。 ダーリン(旦那)さんのために作るおうちレシピがテーマの ブログを毎日更新中です。
茎ブロッコリーとにんじんのかき揚げ
今回は玉ねぎを使っていないので甘みが少ないかと思いきや、
にんじんがすごくいい仕事をしているので、にんじん嫌いのお子さんにもおすすめだそうです♪
*レシピはこちら
・このレシピで使用したファーマインド『甘果にんじん』の詳細はこちらから
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